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16/01 No.159

159号死者数15年ぶり増 高齢者率が過去最高
27年中の交通事故速報 発生件数は減少

 警察庁交通局交通企画課は1月4日、昨年1年間の全国の交通事故死者数が4117人で、前年より4人増えたと発表した。前年比で増加するのは2000年以来15年ぶり。65歳以上の高齢者の死者は前年比54人増の2247人(暫定値)で、全死者の54.6%を占め、割合はこの分類を始めた1967年以降で最高を更新した。

速報:27年の死亡事故発生件数 クローズアップ:あかつきISO39001取得/緊急輸送路で電柱新設禁止へ エリアのレッカー:三晃自動車工業/ワールドリサイクル トピックス:ミラーファクトリー 連載:次世代の横顔(6)/事故車の貌(145)/リカバリーワーキング(71)



16/02 No.160

160バス転落事故 レッカー会社の支援活動
大型レッカー、ラフター、バスも出動

1月15日午前1時55分ごろ、長野県軽井沢町の国道18号「碓氷(うすい)バイパス」入山峠付近で、大型バスがセンターラインを越えて対向車線側のガードレールを突き破り、約3メートル下に転落して山林内の立ち木に衝突した。県警軽井沢署によるとスキーバスで、乗客・乗員計41人が乗っていた。運転手2人を含む15人が死亡し、27人が重軽傷を負った。
 ここでは、今回の事故で警察および消防から出動要請が入り、全面的に協力した有限会社レッカーサービス110の対応を紹介する。単なる事故車処理にとどまらず、救助活動の支援、負傷者の待機場所の提供、見分作業補助など数日間にわたり支援活動を展開した。

研修・訓練:千葉県レッカー事業協同組合 クローズアップ:バス転落事故、レッカー会社の貢献 製品ガイド:国産レッカー「MASSA」登場 ニューフェース:久留米レッカー/岩父Nレーン トピックス:事故緊急対応車 連載:次世代の横顔(7)/事故車の貌(146)/リカバリーワーキング(72)


16/03 No.161

161スキーバス事故、規制緩和後の構造的な問題
国交省、再発防止に事故対策検討委員会開催

1月15日未明に起こった軽井沢のスキーバス転落事故は、乗客・乗員合わせて15人が死亡するという、4年前に発生した関越自動車道ツアーバス事故を上回る犠牲者を出した。今回の事故ではバス業界の規制緩和、価格競争による旅行会社・バス会社の杜撰な経営体質、運転手の技量不足など様々な要因が重なり合っている。ここではこの要因の実情および再発防止策について検証してみたい。

レポート:スキーバス事故、規制緩和後の問題 クローズアップ:ジャパン21/AUP エリアのレッカー:チャンプオート ニューフェース:オートテッククサカ トピックス:プレミアアシスト・ダイレクト セミナー:震災5年と被災地の未来 連載:次世代の横顔(8)/事故車の貌(147)/リカバリーワーキング(73)


在庫あり

16/04 No.162

1622020年 交通事故死「世界最少」へ
政府目標 第10次交通安全基本計画


政府は3月11日、中央交通安全対策会議の会合を官邸で開き、2020年までに交通事故の年間死者数を2500人以下とする目標を掲げた「第10次交通安全基本計画」(16〜20年度)を決定した。この数値は人口10万人当たりの死者数が世界最少となるレベル。衝突被害軽減ブレーキやドライバーの異常を感知するシステムの普及促進を図っていく。これらの最新技術の動向も紹介する。

クローズアップ:第10次交通安全基本計画 イベント:オートアフターマーケット ニューフェース:カーテクノジャパン」¥ トピックス:愛車の救急車 セミナー:カーベル・伊藤社長 連載:次世代の横顔(9)/事故車の貌(148)/リカバリーワーキング(74)

在庫あり

16/05 No.163

163回答数243 支障やトラブル、「なし」が9割以上
国交省・警察庁 レッカー利用者アンケート調査結果

国土交通省貨物課では、レッカー業界の制度化を検討していく第一段階として、警察庁と連名でレッカーの「利用者」を対象に実態調査を実施、このほどその調査結果がまとまった。レッカーを利用していて、「支障やトラブルはない」が9割以上を占めるなど、現状では大きな問題点は指摘されなかった。同課ではこの調査結果をもとに第二段階としてレッカー会社(実施者)の調査を進めていくかどうかは未定としている。

クローズアップ:レッカー議連勉強会 災害時のレッカー移動実演 国交省・警察庁 レッカー利用者アンケート調査結果 トピックス:奥野工業のシリンダー修理サービス エリアのレッカー:KMグラデーション レポート:自動車整備士の人材確保 連載:次世代の横顔(10)/事故車の貌(149)/リカバリーワーキング(75)

在庫あり

16/06 No.164

164主役はレッカー、議員が視察、議事堂臨む会場で
議員連盟勉強会 災害時のレッカー移動実演

5月17日、レッカー事業推進議員連盟(会長:平沢勝栄衆議院議員)の『勉強会――災害時のレッカー移動実演』が開催された。会の運営には全国車載車・レッカー事業協同組合が協力した。会場は国会議事堂を目の前に臨み、内閣府を挟んで首相官邸があるというロケーション。国会議員はじめ関連省庁アシスタンス会社など約200名が参加、レッカー車など約15台が展示され、作業のデモンストレーションが行われた。 

研修・訓練:レッカー議連勉強会 災害時のレッカー移動実演 会議・会合 JHR総会/静岡県組合総会 ニューフェース:中央自動車 レポート:JAFアンケート調査結果 連載:次世代の横顔(11)/事故車の貌(150)/リカバリーワーキング(76)


在庫あり

16/07 No.165

165愛知県で「点灯」、レッカーの緊急自動車
災害時の無休・広域な対応力が「新基準」

このほど、その緊急自動車の指定に動きがあり、これまで民間(JAF以外)に対する指定ゼロの愛知県で民間レッカー会社に指定が下りた。このブレイクスルー(難関突破)は大きな一歩を果たしたことになるが、指定要件として災害対応の能力が重要視されるという新たな見解も伺われた。

クローズアップ:愛知で点灯、緊急自動車 会議・会合:ロータス理事総会 ニューフェース:オートサロンオザキ/サンセブン トピックス:SADR 632TR/300S セミナー:JHR記念講演 連載:次世代の横顔(12)/事故車の貌(151)/リカバリーワーキング(77)


在庫あり

16/08 No.166

166お客さんの声を形にすることが強み<BR>
加盟店750、9月に第3弾の商材発表

株式会社カーベル(本社:東京都中央区日本橋)は2006年9月設立。「新車市場」と「100円レンタカー」の2ブランドの全国チェーン店展開で、創業10年を前に全国750の加盟店がある。クレジット取扱高、新車業販台数、加盟店増加率などで群を抜いた実績を上げてきている。レッカー・ロードサービスに限らず先行き不透明な時勢にあって、収益確保のための事業として同社が展開しているプログラムを紹介する。9月には3本目の柱になる新商材を発表するという同社の伊藤一正社長にインタビューした。

インタビュー:カーベル・伊藤社長 トピックス:首都高、小型レッカー配備 組織・団体:鹿児島県レッカー事業協同組合 ニューフェース:ガレージヤマイチ/RST 会議・会合:BSサミット全国大会 連載:次世代の横顔(13)/事故車の貌(152)/リカバリーワーキング(78)


在庫あり

16/09 No.167

167新東名で10月からダブル連結トラック走行
全長25m、特殊車両通行許可基準の特例

国土交通省では、トラック輸送の省人化を促進し、生産性向上を図るため、1台で通常の大型トラック2台分の輸送が可能な「ダブル連結トラック」の実験を、今年度より、新東名を中心とするフィールドで実施する予定。この実験により、将来の自動運転・隊列走行も見据えつつ、省人化の効果、安全性等を検証したうえで、平成30年度以降の本格導入を目指す。実験に際して、特殊車両通行許可の基準の車両長を25mまで緩和(現行21m)する特例を設ける必要があるため、8月31日からパブリックコメントで意見を聞き、10月から実験を開始する計画。

クローズアップ:ダブル連結トラック走行 トピックス:GB/日本キャタピラー 組織・団体:鹿児島県レッカー組合(大山自動車/野侮ゥ動車) ニューフェース:三好 イベント:ジャパントラックショー 連載:次世代の横顔(14)/事故車の貌(153)/リカバリーワーキング(79)

在庫あり

16/10 No.168

168災対法に基づき各機関連携し道路啓開訓練
JHR技術研修全国大会2016 北海道で開催


JHRでは例年開催している技術研修全国大会を9月6〜7日、札幌市で開催した。今年の研修会は初日にアシスタンス会社を対象としたデモが行われ、2日目には改正災害対策法に基づいた道路啓開訓練が参加各機関の役割分担により進められ、車両トリアージなどの取組みも試行された。大型トラックけん引のポイント、メーカーによる車両展示も行われた。次回は来年、北陸で開催される予定。

会議・会合:首都高と陸自が協定/奈良県組合/カーベル 製品ガイド:古河ユニック/ナビタイムジャパン 研修・訓練:JHR技術全国大会2016 トピックス:あかつき東京事務所移転オープン ニューフェース:ナカムラオート/サカイレッカーサービス/中島自動車 連載:次世代の横顔(15)/事故車の貌(154)/リカバリーワーキング(80)

完売

16/11 No.169

168YUEHAI
45チームが技術競う、800名が参加
第6回中国レッカー操作技能競技会

10月19〜20日、中国のレッカーメーカーYUEHAI(広東粤海汽車有限公司)の「第6回中国清障車(レッカー車)操作技能競技会」が同本社を会場に開催された。中国各地から選抜された45チームが参加、総勢800名を超す大きなイベントとなった。来賓として招かれたYUEHAI製品の日本総販売元であるトレックの垂水社長と同行・取材した。

イベント:中国レッカー車操作技能競技会/リスコン2016 研修・訓練:奈良県レッカー組合/レッカーサービス110/JHR 製品ガイド:古河ユニック セミナー:NASVA安全セミナー 連載:次世代の横顔(16)/事故車の貌(155)/リカバリーワーキング(81)
在庫あり

16/12 No.170

170スキーバス、規制・監査・処分厳格化
運輸局 貸切バスの事故防止講習会

本年1月15日に長野県軽井沢町で発生したスキーバス事故を踏まえ、二度とこのような悲惨な事故を起こさないよう、「軽井沢スキーバス事故対策検討委員会」において「安全・安心な貸切バスの運行を実現するための総合的な対策」が取りまとめられ、再発防止策が順次実施されている。国土交通省関東運輸局では、貸切バス輸送の安全確保の徹底をより万全にするため、このほど「貸切バスの事故防止講習会」を開催、1都7県で、1268のバス事業者が参加した。ここで発表された新たな制度について紹介する。

クローズアップ:貸切バスの事故防止講習会/ホンダ トータルケア 研修・訓練:愛知レッカー組合/兵庫県レッカー組合 ニューフェース:関西興産/カーテクノジャパン 連載:次世代の横顔(17)/事故車の貌(156)/リカバリーワーキング(82)

在庫あり